1日遊べる上野動物園デートで動物たちに癒されよう!

竹皮パンダ弁当

今回は東京都台東区にある上野動物園について紹介します。

上野動物園の概要

上野動物園は上野恩賜公園の中にある動物園で、最近ではシャンシャンの登場によりテレビなどでもよく目にします。上野動物園は、入園者が日本一の動物園で、日本だけでなく海外からも足を運ぶ人も多い日本を代表する動物園です。周りを見ると外国人観光客もかなり多い印象を受けます。

家族連れはもちろん、カップルの姿も目立ちます。男性にとっては、チケット代600円で一日遊べ、上野駅周辺にはおしゃれなレストランも多くディナーにも困らないというデートコースにはもってこいの場所でうれしいですよね。

アクセス

上野動物園は東園と西園に別れており、入場ゲートも3つあります。電車でのアクセスは、全国の動物園の中ではトップクラスでいいと思います。

上野動物園表門

表門は東園の東側にあり、JR、東京メトロともに乗り入れる「上野駅」京成線の「京成上野駅」が最寄り駅となっています。

弁天門は西園の南側にあり、「上野駅」「京成上野駅」に加えて、都営線、東京メトロの「上野広小路駅」も近い場所です。

西園に西側にある池之端門は東京メトロ千代田線の「根津駅」が最寄りとなります。

 

車でのアクセスはいまいちです。というよりも、アクセスはいいのですが、料金も割高で収容台数が少ない駐車場の確保と、歩行者が多いためお勧めはできません。

駐車場は上野公園と共通で、第一駐車場が1時間400円で収容台数が100台しかありません。また、周辺の一般駐車場はそれ以上に割高です。上野公園、上野動物園、各美術館、文化会館などの各施設の車が集まりますので、車で行くことはオススメできません。

営業時間

営業日は公営施設のため、月曜日はお休みになります。もちろん、各所と同様に祝日の場合は開園し、次の火曜日がお休みという仕組みです。

営業時間は9時半から17時までとなっています。ただし、長期休暇(GWや夏休み)には1時間延長し、18時までやっている日もあります。詳しくは公式サイトの開園カレンダーをご確認ください。

料金

上野動物園の料金は大人が600円、中学生が200円、65歳以上が300円と格安です。

小学生以下が無料なのは親御さんにとってはうれしいところですね。年間パスポートも2400円とかなり安い設定になっています。周りを見ると結構家族3代で足を運んでいる方も多かったです。

上野動物園で会える動物たち

上野動物園で出会える動物たちを紹介します。

東園

パンダ

上野動物園の代名詞と言えるのはやっぱりパンダです。表門からまっすぐ進むとパンダ舎があります。

上野動物園の動物の中で一番の行列です。コロコロと笹を食べる姿はやはりかわいらしいです。

パンダは食べているか、寝ているか…。うろうろしている姿はあまり見ることができません。見られたらラッキーです。個人的な感覚では、ごはん前くらいがうろうろしてる可能性が高い…気がします。

 

ホッキョクグマ

二番目に人が溢れていたのはホッキョクグマです。ホッキョクグマの展示は、数年前にリニューアルしました。

上野動物園のホッキョクグマ

リニューアルにより、水中の姿を見ることができるようになりました。水中で暴れるホッキョクグマはかなり迫力があります。大きく動くたびにギャラリーの歓声が上がります。

スマトラトラ

トラの展示は檻をぐるっと囲うようなかたちです。

上野動物園のスマトラトラ

トラは結構動き回っていることが多いように感じます。パンダと違い、かなり近くに来てくれるのでサービス精神が旺盛です。

やはり子どもに人気なのか、子どもたちはトラが近くに来るたびに興奮して声をあげていました。

ゾウ

ゾウも人気がある動物です。

今回はちょうど屋内にいる時間でしたので写真におさめることができませんでした。

ニホンザル

動物園でどこにでもいて、人気が高いのはニホンザルです。

ニホンサル

ザ・猿山という感じの展示です。180°にわたって見渡すことができます。

西園

西園にはキリンやカンガルー、シマウマなどを見ることができます。

キリン

キリンは西園の目玉ともいえる動物です。

キリン

キリンは近くに寄ってきてくれなかったので、ちょっと遠目で見る感じになってしまいました…。

カバ

西園でキリンの隣にいるのはカバです。

カバ

大きな口を開けて水中で動いている姿は本当に迫力があります。

サイ

サイも武士のようなゴツゴツした感じでかっこいいです。

サイ

個人的にはかなり好きな動物です。

フラミンゴ

鮮やかなフラミンゴも見ることができます。

上野動物園のフラミンゴ

ハシビロコウ

最近話題のハシビロコウは上野動物園でも会うことができます。

ハシビロコウ

衝撃的なビジュアルで、あまり動かない不愛想な感じがなんとなくかわいらしく感じてしまいます。ちなみに5分ぐらい見ていましたが、ピクリともしませんでした。

アイアイのすむ森

私の幼いころの記憶では、アイアイの住む森は最近できた気がします。

アイアイのすむ森入口

クロシロエリマキキツネザル

「アイアイのすむ森」のバオバブの木のような展示エリアにはアイアイをはじめとするマダガスカルに生息するワオキツネザルやクロシロエリマキキツネザルといった動物たちを見ることができます。こちらもかなり至近距離で見ることができます。

アイアイのすむ森のワオキツネザル

上野動物園のパンダグルメ

上野動物園で食べられるかわいらしいお弁当を紹介します。東園でお弁当や軽食が買える場所は3か所くらい、西園には食堂が1か所あります。

私たちは東園でお弁当を買ってご飯を頂きました。

ハンバーガー

竹皮パンダ弁当

竹皮パンダ弁当は竹に包まれているお弁当です。

チマキのような感じでした。見た目がものすごくかわいいので、SNS映えしそうなお弁当です。ただし、顔が崩れていることがあるそうですのでSNS映えするかどうかは運しだいといったところでしょうか…。

竹皮パンダ弁当

気になるなかみですが、白い部分は白米です。黒い耳はしいたけ、目と鼻は黒豆。茶色い部分はおこわです。量はちょっと物足りないくらいで、価格は580円となっています。価格、見た目、味、量を総合的に見てみると、上野動物園の中だから許されるお弁当じゃないでしょうか…。他の場所だったら迷わず違うお弁当を選びます。

日本最古のモノレール

上野動物園には日本で一番古いモノレールが走っています。このモノレールは、動物園の中しか結んでいませんが、アトラクションではなく、交通機関として東京都交通局が運営しています。

上野動物園のモノレール

上野動物園の「東園」と「西園」間300メートルを約1分半で結んでいます。運賃は大人150円、子供80円です。動物園内にあるため、上野動物園の入園料は別料金です。また、SuicaなどのICカードは使えませんのでご注意ください。

9時40分~16時半まで運行しています。

歴史的な文化財

歴史的な文化財も残っています。

こちらの五重塔は旧寛永寺のものです。国の重要文化財に指定されています。すぐそばにシカがいますので、宮島や奈良にいるような感覚になります。

旧寛永寺五重塔

さらに西園のほうに進むと上の東照宮の姿も見ることができます。裏側ですが。

上野動物園は藤堂高虎の屋敷があった跡地にできているため、藤堂高虎や藤堂家ゆかりの地がいくつかあります。

上野の地名も藤堂高虎に縁がある「伊賀上野」が由来となっているという説もあります。

 

いかがでしたか?

動物はもちろん歴史散策にもぴったりな上野動物園。子供だけでなく大人も楽しめる場所となっていますので、ぜひ遊びに行ってみては!

上野動物園