東京五社の御朱印を1日で集めちゃおう!
今回は東京五社と東京五社巡りのルートについて紹介します。
東京五社とは、東京で格式の高い神社五社を指します。五社は「大國魂神社」「明治神宮」「東京大神宮」「靖国神社」「日枝神社」で、選出基準は歴史や社格となっています。
東京五社巡り
以前は専用台紙に東京五社で御朱印を全て集めることで、記念品として絵馬をもらうことができましたが、2017年に専用台紙の配布は廃止になったそうです。
記念品はいただくことができませんが、東京で代表的な神社を回ろうとしている方にはおすすめです。御朱印をいただくのに1社300円かかります。全部で5カ所の神社を巡りますので、合計1500円です。
今回は東京五社の御朱印を並べてもらいたいという欲望をかなえるべく、一日で回るルートを紹介します。
ぜひ挑戦してみてください!
大國魂神社
以前府中の記事で紹介した大國魂神社は、東京五社に数えられています。
大國魂神社へのアクセスは京王線の「府中駅」、JR武蔵野線・南武線の「府中本町駅」から徒歩5分くらいです。ケヤキ並木を南に向かって進んでいくと甲州街道に突き当たり、大國魂神社の鳥居が迎えてくれます。
大國魂神社は旧武蔵国の総社にあたる神社で、境内はかなり広いです。
こちらが本殿です。本殿の左手の社務所で御朱印をいただくことができます。
参拝後は京王線から新宿経由で原宿駅に向かいます。京王線の特急で新宿駅まで行き、そこから山手線に乗り換えるルートが一番早く原宿に到着することができます。
明治神宮
明治神宮はJR山手線の「原宿駅」東京メトロ千代田線・副都心線の「明治神宮前」が最寄り駅になります。
明治神宮は初詣の参拝者数が全国一位の神社です。明治天皇と皇后をまつっています。1月初旬に東京五社巡りを行う場合、初詣混雑の影響が残っている場合があるかもしれません。
明治神宮は本殿までの距離が結構ある神社です。木々に囲まれ、風の音が心地よい道を進んでいくと、鳥居が見えてきます。
明治神宮は、外国人観光客も多く賑わっています。七五三や結婚式などの行事も人気がある神社ですので、土日に行く場合、結婚式のシーンに遭遇することがあるかもしれません。
こちらが本殿です。
御朱印は本殿の右側の専用窓口でいただくことができます。
参拝後は山手線で代々木まで戻り、総武線に乗り換えて飯田橋へ向かいます。
東京大神宮
東京大神宮の最寄りは東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、JR総武線の「飯田橋駅」になります。最寄りは違いますが、靖国神社と東京大神宮は徒歩で移動可能ですので、駅まで戻って一駅乗車するよりは歩いてしまった方が良いかもしれません!
また靖国神社とセットにすることで時間の節約が可能です。
東京大神宮は縁結びの神社として有名で、女性に人気があるスポットです。私が参拝したときも並んでいた7割くらいが女性でした。伊勢神宮系の神社で、「東京のお伊勢様」と呼ばれています。縁結びおみくじが特徴的で、歌人の歌が書かれています。
ちなみに私が引いたのは小野小町でした。
こちらが東京大神宮の本殿です。境内は小ぶりですが、参拝客は結構多いです。本殿の左側で御朱印をいただくことができます。
東京大神宮は大きい神社ではありませんが、人気が高く、そこそこ待ち時間が発生しました。
東京大神宮で参拝後は徒歩で靖国神社へ移動します。10分程度歩くと靖国神社に到着します。
靖国神社
先に靖国神社に行く場合は、最寄りは東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線の「九段下駅」になります。
九段下駅から武道館方面に歩いて行くと右側に靖国神社の鳥居が見えてきます。靖国神社では幕末から昭和にかけての戦没者を英霊として祀っています。
進んでいくと大村益次郎が迎えてくれます。
こちらが本殿です。靖国神社では本殿の右側に御朱印専用の窓口がありますのでそこで御朱印をいただきます。
今回のルートでは靖国神社から東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線が乗り入れる「九段下駅」まで歩き、半蔵門線で「永田町」を目指します。靖国神社を先に回った場合、靖国神社で御朱印をいただいた後は、東京大神宮へ向かいます。
日枝神社
日枝神社の最寄りは東京メトロ丸の内線・銀座線の「赤坂見附駅」です。赤坂見附は東京メトロの「永田町駅」とも乗換えが可能となっていますので、永田町でも大丈夫です。また、溜池山王からも歩いていける距離ですので、靖国神社、東京大神宮をめぐった後に飯田橋から東京メトロ南北線に乗って溜池山王駅を目指してもいいと思います。
日枝神社は東京十社の記事でも紹介した通り、東京五社にも数えられています。日枝神社は赤坂見附駅のすぐ上にあり、駅からは徒歩数分です。
エスカレーターも完備されている最新の神社です。
エスカレーターを上った先に本殿がありますが、御朱印をいただく場所は本殿に向かって裏手です。
ちなみに日枝神社で御朱印をいただくと、記念にしおりと根付ももらうことができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は大國魂神社を先に回るルートを紹介しました。もちろん順番に指定はありませんので、時間に余裕があれば2日以上かけて回ることも可能です。
ただし、一日で回る場合、大國魂神社だけは都心から少し離れていますので、最初か最後に回ることをおすすめします。