大井川鉄道のトーマス号に乗ってトーマスフェアへ行こう!
こんにちは、ゆうです。今回は静岡県の島田市にある新金谷駅から千頭駅まで運行されているトーマス号と千頭駅周辺で開催されているトーマスフェアについて紹介します。
Contents
大井川鉄道とは
大井川鉄道は静岡県島田市の金谷駅から千頭駅を結ぶ大井川本線と、千頭駅から井川駅までの井川線からなる鉄道で、大井川に沿って田園風景の中を運行しています。特にSLの保存に力を入れており、通常のSLと、夏休み期間にはトーマス号とジェームス号が運行されています。
料金
トーマス号の料金は片道大人3000円、子ども1500円とちょっと高めです。往復だと大人2人、子ども一人でも9000円かかってしまいます。小学生未満で席がいらない場合、無料になりますが、3歳以上であれば席を取った方がよいと思います。というのも、大人2人分しか席を取らなかった場合、相席になる確率がかなり高いからです。
みんな大人2人分の席を取り、子どもを抱っこしますので、相席になった4人用のボックス席に8人(大人4人、子ども4人)いる状況になり、お子さんが動けず窮屈に感じ、駄々をこねている席が結構あったからです。
逆に大人2人とこども1人分の席を取れば、ほぼ相席はないと考えて問題ないと思います。確証はないですが…。
なお、乗車料金にはトーマスフェアの入場券も含まれています。
アクセス
トーマス号、ジェームス号は新金谷駅が始発です。
そのため、電車であれば東海道新幹線の静岡駅か掛川駅でJR東海道線に乗り換え、金谷駅から大井川鉄道で一駅だけ乗り、新金谷に行かなければなりません。
車で行く場合は、駅前に駐車場が用意されているため、直接新金谷駅を目指します。新東名高速道路の島田金谷インターが便利です。
駅前の駐車スペースには限りがあるため、早めにいかないとどんどん駅から遠くなってしまいますのでご注意ください。駐車料金は1台1日800円です。
運行期間
トーマス号の運行期間は6月下旬から11月下旬までの金曜日から月曜日です。ただし、お盆期間は毎日運航しています。ジェームス号は夏休み期間の7月下旬から8月下旬までの土日のみです。
特に夏休み期間の7月~8月にかけては激混みで、チケットも取りにくい状況ですので、可能であれば10月くらいに時期をずらすことをおすすめします。
詳しくは公式ページの運行カレンダーをご確認ください。
プラザロコ
プラザロコは新金谷の駅前にある施設で、お土産やお弁当の販売、模型の展示やちょっとした遊び場などが入った複合施設です。ベビールームもあります。
プラレールで遊べるコーナーもありますが、お子さんが動かなくなる恐れがあるため、そちらは行きではなく帰りに行くことをおすすめします。
お土産はトーマスグッズ三昧です。
先にいくつかお土産も買ったのですが、お菓子を買った後に「これ、車に置いておいたら腐るかもしれない…」という事実に直面し、結局会場まで持ち歩くことになってしまいました。お土産は最後に買いましょう。
行きは時間がないのでとりあえずお弁当を購入。
とりあえず子どもとママ用にトーマス弁当を購入。
私は大井川弁当を買いました。
整備工場見学
駐車場の先には整備工場があり、小学生以上の方は別途500円かかってしまいますが、機関車整備工場はなかなか見ることができないためおすすめです。当日の再入場は可能ですので、乗車の前の時間つぶしにもおすすめです。見きれなかった分は帰ってきた後見ればいいですし。
また、トーマスやジェームスも近くで見ることができますので、お子様も喜ぶはずです。
私も整備工場の中を見ることができて、大興奮でした。
出発前、帰ってきた後にはバーディ-が整備工場内に停車しています。
整備工場の一番奥には2019年より追加された新キャラクター、レスキュー車のフリンが停車しています。
トーマスの転車
整備工場のあたりに転車台があり、トーマスが転車する姿を見ることができます。
千頭駅でも見ることができますが、千頭駅の転車台は見る場所が狭いため、混雑しています。新金谷では比較的広いエリアで見ることができますので、こちらでみるほうがオススメです。
トーマス号での旅
トーマス号は全席指定のボックス席です。ちなみに、当時の客車であるため、トーマス号にはクーラーがありません。
出発までの時間は皆さんお子さんを抱っこしているのでキツキツの車内でクーラーがないという地獄が始まります。
実際走り出してからは結構風が入ってきますので、苦にはならなかったですが、発車までの時間は過酷でした。
走り出したら快適な旅になります。田園風景や森の中などをゆっくりと進む機関車とたまにする煙のにおいが古き時代の旅を連想させてくれます。蒸気機関車なのでスピードがあまり早くないのも魅力の一つです。
走行中の車内では、記念撮影とじゃんけん大会が行われます。
記念撮影は写真を撮って仕上がりを見て購入するパターンでしたが、結局買ってしまいました…。乗車料金が高いので、もう乗らないだろうという判断で…。写真は1枚1500円でした。
じゃんけん大会では、車掌に勝つと記念品のカードをもらうことができます。私は運よく行きも帰りも勝ったので、2枚のカードをゲットすることができました。
走行中はバスのバーディーも並走しています。私の席では、写真が撮れるほど近くで見ることはできませんでした。
千頭駅までは1時間10分ほどで着くことができます。
トーマスフェア
トーマス号で千頭駅まで行くと、トーマスフェアが開催されています。開催期間はトーマスが運行している6月下旬から11月下旬までです。トーマスの仲間であるパーシーやヒロが迎えてくれます。
ヒロは51番の日本からやってきた機関車です。
パーシーはトーマスの親友で、子どもたちにも人気の高いキャラクターです。
会場では自動販売機もトーマス仕様です。
トーマスフェアの滞在時間は約2時間です。2時間後には帰りの便が発車してしまいますので、遅れないように効率的に回りましょう。
写真撮影
パーシーやヒロなど、トーマスのキャラクターと記念撮影を行うことができます。
また、パーシーとヒロは運転席にも入ることができますので、貴重な体験になると思います。
スタンプラリー
スタンプラリーを開催しており、イベント会場周辺でスタンプを集めると、記念品と交換してくれます。
スタンプも、ジェームス、ヒロなどトーマスのキャラクターで楽しむことができます。
アトラクション
別料金になりますが、アトラクションも用意されています。
ラスティといじわる貨車
1人1往復300円でラスティに乗ることができます。
ラスティの周りにはいじわる貨車たちが停まっています。
ウィンストンのレールライド
ウィンストンは1回300円で3人まで乗ることができます。
こちらのウィンストンは足漕ぎになっています。
てトロ
こちらは手でこぐ自転車のようなアトラクションになります。
並びはしますが、こちらは無料で乗ることができます。
トーマスのミニSL
こちらは大きな公園などにも設置されているミニSLです。
こちらも並びますが無料で遊ぶことができます。子どもは喜んでいましたが、あまり距離は長くないため、個人的にはいまいちでした。
トーマスの転車
千頭駅でもトーマスが転車台に乗り、方向転換をする姿も見ることができます。
時間になると転車台周辺はとても混雑します。・・・私も見ることができないくらい混雑していました。そのため人がはけた後の転車台の写真しかありません…。
混雑を避けるポイント
トーマス号で降りたお客さんは大体がトーマスフェアに参加するため、入り口付近がかなり混雑します。そのため、おすすめの周回方法は逆走することです。
入り口で手続きを済ませた後、千頭駅の外側から回るとパーシーやヒロと写真を撮ったりする時間は遅くなりますが、並ばずに写真を撮ったり、中に入ったりすることができるので、とてもおすすめです。
いかがでしたか?
夏休み限定ですが、トーマスを満喫することができる大井川鉄道。ぜひ皆さんもお子さんやお孫さんと一緒に足を運んでみてください。