秋の新宿御苑へ紅葉を見に行こう!

プラチナス並木

秋も深くなってきた今日この頃です。

今回は秋の終わりも近づいてきましたので東京の紅葉スポットである新宿御苑を紹介します。

新宿御苑とは

新宿御苑は新宿にある庭園で、大きく3つの門に分かれています。「新宿門」「大木戸門」「千駄ヶ谷門」です。

メインとなる「新宿門」の最寄り駅は丸の内線・副都心線・都営新宿線が乗り入れる新宿三丁目駅です。「大木戸門」は東京メトロ丸の内線新宿御苑前駅。「千駄ヶ谷門」はJR中央・総武線の千駄ヶ谷駅、都営大江戸線の国立競技場駅です。

駅を降りたら歩いて5分程度の場所にあります。このあたりは江戸時代には内藤新宿という甲州街道の宿場町がありました。また、内藤家の屋敷の一部は新宿御苑に含まれています。

 

新宿御苑はお財布にやさしく、入園料も大人200円・小中学生50円と破格の安さです。公営施設って素晴らしいですね!

平日の月曜日と年末年始は休園ですので注意してください。このへんは公営の施設と同じです。入園時間も9:00~16:00となっています。

 

新宿御苑は海外からの観光客も多く、新宿という大都会の中にある広大な公園は別世界のようで、喧騒を忘れてのんびりできる「都会のオアシス」といった雰囲気です。

新宿御苑の特徴

広大な敷地の中に作られている庭園は四季折々の花を育み、時間の流れを楽しませてくれます。イギリス式庭園やシメントリーを基調としたフランス式庭園、また、日本の回遊式庭園など様々なタイプの庭園を楽しむことができます。

しかし敷地が広大なため、全部回ったら半日程度かかってしまう可能性がありますので注意してください。ちなみに私は全部回れる計算で半日くらい時間を取っていましたが、結局全て見て帰ることができませんでした。

まあ途中でソフトクリームを食べたり、芝生で話をしたりしていましたが。また、個人的にバラが大好きなので、バラ園に30分~1時間近くいるという状況でしたので、回れなくて当たり前だろと思いましたが。

 

イギリス式庭園

広大な芝生に転々と樹木が配置されているイギリス式庭園では開放感にあふれており、大きく深呼吸すると仕事のモヤモヤさえも抜けていきます。デトックス!デトックス!

イギリス式庭園

レジャーシートを敷いて遊んでいる家族や外国人観光客、ベンチで寄り添っているカップルなど、平和そのもので心が和みます。公園の外ではビジネス競争にいそしむサラリーマンがいるとは思えません。

広大な芝生

イギリス式庭園のそばには黄色く色づいたイチョウも見ることができます。

新宿御苑のイチョウ

フランス式庭園「バラ園」

フランス式庭園と言えば、ベルサイユ宮殿などに代表される幾何学模様を描くような生垣や、シンメトリーに配置された花壇です。新宿御苑の東側にあるフランス式庭園ではバラ園がシンメトリーに配置されています。

秋バラ

個人的には春バラよりも秋バラの時期に訪れるのがオススメです。なぜなら秋バラの時期には、紅葉も少しずつ始まっているから!

ピンク色のバラ

また、バラ園の隣には映画のワンシーンのようなプラタナス並木があり、こちらも秋には色をつけます。

プラタナス並木

プラタナスは街路樹や庭園によく使用されるスズカケノキ科の総称です。プラタナスは黄色く紅葉します。ベンチに並んで腰掛ければ、映画の主人公になったような気分に浸ることができます。バラとあわせてヨーロッパにいるような雰囲気にしてくれます。

プラタナス並木

回遊式日本庭園

日本庭園も充実しています。

日本庭園は新宿御苑の西側にあります。日本庭園の周辺にはやはり桜や松など見慣れた樹木が植えられています。

日本式庭園池

池を中心とした回遊式の庭園です。いくつもの橋や日本庭園には欠かせない茶室もあり、私たちの目を楽しませてくれます。

新宿御苑回遊式庭園

回遊式庭園では新宿の新都心に一番近いため、面白い写真を撮ることができます。

NTTドコモのビルですが、ドコモビルは形が特徴的で典型的な箱型のビルと違い、写真栄えします。庭園の先に見える新都心の高層ビル・・・まるでここが日本ではないみたいですよね。

新宿御苑

イベント

庭園のイベントといえばまず思い浮かぶのは「桜」新宿御苑にも桜が植えてあり、春の時期にはピンク一色となります。

秋には毎年11月1日から15日にかけて菊を見る会が開催されます。菊の愛好家の方による作品を眺めることができます。

菊まつりの作品

どうせ行くなら秋のデートがオススメ!

何度もいいますが個人的には秋がオススメです。

夏は暑いのでぶっちゃけ新宿御苑はきついです。さらに冬は寒いことに加え、樹木の葉は落ち、もの悲しい雰囲気ですし、花もほとんど咲いていません。

春と秋の比較ですが、春は桜が美しく、秋は紅葉が素敵です。しかも大好きなバラが咲いている・・・ここまでは条件は同じと言っていいでしょう。

しかし、秋ならではの理由は菊まつりの開催やバラ園に加え、紅葉もあります。更に運がよければ桜も見られます!

桜には十月桜という品種がありまして、4月上旬と10月頃の年に2回咲く桜があるのです。

新宿御苑の十月桜

こちらが十月桜。もちろん十月桜は4月のソメイヨシノに比べたら迫力は違います。しかし、点々と咲く桜も「いとあはれ」という感じで個人的にはオススメです。

この他にも北東には旧内藤家の大名庭園である玉藻池を中心としたエリアがあります。

北側にはドーム型の大温室があり、西側には親子で楽しめる母と子の森など、エリアによって楽しみ方が色々です。ほんとは紹介したいのですが、私自身がまだ行ったことないという・・。次回行った時には追記します!

 

いかがでしたか?

新宿御苑は恋人とのデートや親子で楽しめるエリアなど、見所がいっぱいあります。ぜひ一度訪れてみては!

新宿御苑