大人も子どもも大満足のリニア見学センターへ行こう!

リニアの実物展示

こんにちは。ゆうです。今回は山梨県都留市にある山梨県立リニア見学センターを紹介します。

リニア見学センターとは

リニア見学センターはリニアモーターカー関連の資料や、山梨県をイメージしたジオラマなどの展示が充実しています。また、実験線のすぐそばに立っていますので、リニアモーターカーの試運転日にはそうこうしている姿を見ることができます。

試運転日については公式ホームページから確認することができますが、施設は混んでいる可能性が高いです。

アクセス

電車でのアクセスはJR中央線の大月駅からバスとなります。富士急行線の禾生(かせい)駅から歩くことも可能ですが、20分くらいかかります。

車では中央自動車道の大月ICか、富士吉田線の都留ICから一般道を15分程度走った場所にあります。駐車場は無料で、見た感じ収容台数も140台で、多少混んでいてもスムーズに停めることができます。

営業時間

開館時間は9時から17時で、入館は30分前までとなります。

県の施設ですので毎週月曜日と祝日の翌日が休みになるのでご注意ください。年末年始も休みとなっています。

入館料

どきどきリニア館は入館料がかかります。

大人で420円、高校生310円、小・中学生は200円です。未就学児は無料となっています。土曜日には高校生まで無料で入館が可能となっています。学生証を忘れないようにしましょう。

また、わくわくやまなし館の入場料はかかりませんので、誰でも無料で楽しむことができます。

どきどきリニア館

各階の見どころを1Fから順番に紹介します。1階では主にリニアの歴史を学ぶことができます。

どきどきリニア館外観

実物展示

エントランスに入ってまず目に入ってくるのはリニアの実物展示です。実物展示といっても、現在実験に利用されているLO型ではなく、1つ前のMLX01-2型になります。いつ前の型とはいえ、実際に走行していた車両が展示されていることに驚愕です。

リニアの実物展示

子どもがいる場合、リニア前で制服と帽子を貸してくれて、撮影が可能です。鉄道好きな子どもには最高の場所だと思います。

車両の中に入ることも可能です。

リニア内部への入り口

新幹線は2席と3席ですが、リニアモーターカーは左右それぞれ2席ずつのようです。

リニアの内部

歴代のリニアモーターカーの模型

実はかなり前からリニアの研究は行われていて、歴代のリニアモーターカーの車両の模型が展示されています。

初代リニア

初代のリニアは赤かったんですね。

キッズスペース

この他にもキッズスペースや授乳室が一階にあります。

 

キッズスペースはたくさんの子供たちでにぎわっています。

2階に上りましょう。

2階ではリニアの仕組みについて学ぶことができます。

超電導ラボ

超電導ラボでは定期的に超電導の実験が行われています。こちらのコーナーは大人の方も夢中になれるコーナーで、熱心に動画撮影をしている大人の姿がありました。特に楽しいのは超電導コースターです。

超電導の実験

係の方の説明も面白く、観客を飽きさせずに、笑いが生まれるような雰囲気でした。

実験の内容は磁石を液体窒素で冷やすと浮遊し、

ミニリニア

超電導で浮いている感じを体感できるアトラクションです。

ミニリニア

驚くほど安定していて、全然浮いているような感覚にはなりませんでした。もちろん電車違ってレールがありませんので、つなぎ目の揺れはなく、滑るような乗り心地でした。

ミニリニアは行列ができますので、試運転がない日でも待つことは必至だと思います。

リニアの仕組みを学べる様々なコンテンツ

他にも様々な角度からリニアの仕組みを紹介するコンテンツが充実しています。

最後は3階です。

山梨県をモチーフにしたジオラマ

山梨県をモチーフにしたジオラマが3階に展示してあります。

山梨県をイメージしたジオラマ

私も期待はしていましたが、思った以上の完成度でした。リニアモーターカーはもちろん、電車では中央線の甲府駅と大月駅が再現されています。乗り換えの富士急行線や身延線に加え、小海線まで登場します。

山間を走る小海線

高速道路は中央自動車道と富士吉田線、南アルプス自動車道が再現されています。走っている車両は、オレンジ色の中央線と特急「かいじ」「あずさ(新旧)」、身延線、小海線、富士急行線、リニアモーターカーと本当に山梨に特化しています。

特急あずさ

そのほかにも周辺の観光スポットもしっかりと再現されています。

 

こちらは富士エリアです。富士急ハイランドと山中湖…。名物の水陸両用バスも再現されています。

山中湖の水陸両用バス

こちらは鶴舞城と呼ばれた甲府城址。

甲府城址

武田神社などもあります。

 

大月駅のそばには猿橋など。

猿橋

 

シアター

シアターコーナーでは映像を使った速度を体感することができます。

 

映画館のようなスクリーンで約8分間の映像で、リニアのスピードを体感できます。

実験走行のリニアを見学

リニア見学センターの全館からリニアの走行シーンを見学することが可能です。最高時速は500km/時です。

リニア実験線

今回は残念ながら試運転日ではなかったので、見ることはできませんでしたが、次回は見てみたいです…。

わくわくやまなし館

わくわくやまなし館はリニア見学センターと併設されているショップで、山梨県のお土産や、リニア関連のグッズなどが販売されています。

わくわくやまなし館

お子様に人気のトミカやプラレールをはじめとするおもちゃ類や、しおりといった大人向けのお土産までそろえることができます。

2階はフリースペースとなっており、自動販売機があったり、授乳室があったりします。こちらの入場は無料です。

やまなし館のフリースペース

いかがでしたか?

リニアモーターカー見学センターではたとえ試運転が行われていない日であっても、十分楽しめる要素が詰まった施設となっています。

もう一度、今度は試運転日に行きたいと思いました。

ぜひ皆さんも遊びに行ってみてください!

リニア見学センター