江戸時代の雰囲気が残る大内宿で食べ歩きを楽しもう!
こんにちは、ゆうです。今回は福島県下郷町にある大内宿について紹介します。
最近メディアに取り上げられるようになり、福島県でも1位、2位を争うほどの人気観光スポットとなった「大内宿」は、福島県南部の人里離れた山間部に30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ江戸時代から残り続ける宿場町です。
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大内宿とは
大内宿は福島県南会津、下郷町にあり、日光市今市と会津若松を結ぶ旧会津西街道にある宿場町です。道を挟んで両側に茅葺屋根の民家が建ち並ぶ一体が大内宿です。
冬には雪をかぶった姿も見ることができます。食べ歩きや雑貨屋さんが充実していますので、ファミリーはもちろん、恋人とのデートにもオススメです。
アクセス
大内宿へのアクセスは、東京からだと東北自動車道で白河ICまで行き、一般道を1時間くらいドライブです。駐車場は1台400円でかなりの台数があります。しかし休日の昼間だと混雑し、待つ可能性があるので、9時から10時くらいを目安に行くことをおすすめします。
電車でのアクセスは、ちょっと大変かもしれません。というのも、最寄り駅の浅野上温泉駅から車で10分の距離にあるからです。
東京からだと東北新幹線で郡山、磐越西線で会津若松、会津鉄道で浅野上温泉に出るか、東武日光線で新藤原、野岩鉄道で会津高原尾瀬口、会津鉄道で浅野上温泉と出るルートです。電車の本数も決して多くはありません。
料金
大内宿を歩くのに、基本的に料金はかかりません。駐車場は400円で、あとは食べたものとお土産代、本陣跡にある博物館に入った場合は入館料が別途かかります。
営業時間
店舗によって開店時間と閉店時間が違います。
基本的に9時~17時くらいの感じです。昼食の時間帯(11時~14時ごろ)は混む可能性がかなり高いので注意しましょう。また、冬場には一部のお店が開店しないこともあるそうです。
大内宿の見どころ
大内宿の見どころを紹介します。
かやぶき屋根の街並み
田舎の風景を思わせる、かやぶき屋根の街並みが広がっています。
お土産屋や郷土料理、お蕎麦などを売っています。通路の両サイドには水路が設けられており、江戸時代にタイムスリップしたようです。
水路では井戸水で飲み物を冷やしていました。とてもおいしそうです。
道はアスファルトではなく、土で作られています。用水路にだけ注意すれば小さいお子さんでも安全にのびのびと過ごすことができそうです。
高倉神社
高倉神社は似仁王をお祀りした神社であり、「大内」という地名も似仁王がつけたとも言い伝えられているそうです。
大内宿の集落の中心付近にある大きな鳥居をくぐり、のどかな田園風景のなかを数分歩きます。古き良き日本の田園風景を思わせる景色はジブリに出てきそうな世界です。
こんもりとした森の中に高倉神社があり、にぎやかな大内宿とはうってかわった静寂な空間が広がります。
こちらの鳥居をくぐり、少し進むと本殿が現れます。
本殿自体はこじんまりとしていますが、そこがまたいい雰囲気を醸し出しています。栄える宿場町を影で見守る神社という感じです。
展望台
メインストリートの最奥部では写真スポットがあります。
大内宿の街並みを見下ろすことができる小高い丘の上で写真を撮ることができます。ちょっと階段や坂道を上りますが、下から5分もかかりません。
ここから見える光景はいつも写真で目にすることができる大内宿の景色です。幾重にも重なるかやぶき屋根を斜めに見ることができますので、ぜひ展望台にも上ってみてください。
本陣跡・町並み展示館
大内宿でもひときわ大きな建物があります。こちらは本陣となります。
旧問屋本陣を再建されたもので、内部に宿駅時代に使われた生活用具を展示してある博物館になっています。
入場料は大人250円、小中学生が150円です。
大内宿の食べ歩き
大内宿では郷土料理や川魚などの山の幸を食べ歩くことができます。
ねぎそば
大内宿の食事といえば、大内宿の名物はねぎそばです。
ねぎそばと聞くと、ほとんどの方は「ああ、ねぎが乗っているお蕎麦ね…」と思うかもしれません。大内宿のねぎそばは違います。ねぎで食べるお蕎麦なのです。
ちなみに箸代わりに一本ねぎを使い、そばを食べる独特な文化「ねぎそば」は、長野県の高遠そばが会津の地で広まった事から始まり、「ネギのように細く長く、白髪の生えるまで長く生きる」というお祝いの意味も込めて、ねぎを添えるようになったそうです。
三澤屋
一番有名であろうお蕎麦屋さんです。
今回は待ち時間の関係で入れませんでした。
大黒屋
私が今回いただいたお蕎麦は大黒屋です。店内も広く、提供も早かったのでストレスなくねぎそばを楽しむことができました。
お蕎麦以外にも山の幸である岩魚の塩焼きや焼きだんごなどを楽しむことができます。
そのほかの食べ歩き
岩魚は川魚で個人的に一番好きな魚です。
焼きだんごには地元の郷土料理であるじゅうねんを使った味噌で味付けされています。あまじょっぱい味がたまらなくおいしいです。
他にもそばの実を使用したそばがきなど、日本の田舎を思わせるメニューをいただくことができます。
いかがでしたか?
江戸時代を思わせる古き良き宿場町の雰囲気が残る大内宿。車は入ることができませんし、道も広いので、お子様連れのファミリーからお年寄りまで幅広く、安全に散策を楽しむことができると思います。
ぜひ皆さんも訪ねてみてください!