小江戸「川越」で観光と食べ歩きを楽しもう!
今回は埼玉県でも指折りの人気スポットである川越について紹介します。
Contents
川越とは
川越は埼玉県の中央部に位置し、小江戸・川越として有名で、江戸時代の蔵造の街並みが残る街です。また、食べ歩きにももってこいのエリアで、関東地方屈指の食べ歩きスポットとしてにぎわっています。
アクセス
都心からだと東武東上線、JR線の川越駅か東武東上線の川越市駅か西武新宿線の本川越駅からのアクセスとなります。最寄り駅は本川越駅ですが、歩いて数分の違いとなります。
旅情気分を味わいたい場合、西武新宿線の特急「小江戸号」が便利です。コスパ、早さを重視するなら特急料金のかからない、東武東上線のFライナーの方がおすすめです。
私は東西線ユーザーなので、高田馬場から乗れる小江戸号ルートを選びました。小江戸号で行く場合は、アクセスきっぷを利用すると往復の切符と特急券がついて、少しだけお得になります。
観光スポット
食べ歩きの前に、まずは川越の観光スポットについて紹介します。
大正浪漫夢通り
大正浪漫夢通りでは大正時代を思わせるレトロな建築が迎えてくれます。
ここの通りは車通りも少ないので、のんびりと散策することができます。
この建物は川越商工会議所です。重厚感ある建物で、美しい外観です。
蔵造の町並み
川越は美しい蔵造りの町並みから、小江戸と呼ばれています。
少し残念なのが、車通りが多いこと。歩道も狭く、店に長蛇の列ができていると、車道に出ないと進めないことなどがありました。目の前の道路の車通りも多く、小さいお子様をお連れの場合はかなり注意が必要です。
時の鐘
川越のシンボルといえば時の鐘です。
一番街から少し路地へと入ったところにあります。「残したい日本の音風景100選」に認定されていて、午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回鳴るそうです。
太田道灌像
川越市役所の前には川越城の縄張り図と、築城者・太田道灌の銅像があります。
太田道灌は川越城を築いた戦国時代の武将で、川越城や江戸城などの名城の基礎を作った人物で、戦国時代初期の築城の名手として有名です。
川越城址・本丸御殿
川越城は太田道灌により築城された城郭です。
当時は広大だった建物ですが、ほかの城郭と同様に、明治以降、建物の移築や解体が行われていきます。現在では、本丸御殿の玄関部分と大広間・家老詰所を残すのみとなっています。
中庭も蔵造の街並みからは想像がつかないくらい、穏やかな空気が流れています。
開館時間・入館料
川越城本丸御殿の開館時間は午前9時から17時です。休館日は月曜日と年末年始、第四金曜日です。
入館料は大人が100円、大学生・高校生は50円とリーズナブルです。
三芳野神社
三芳野神社は動揺「とおりゃんせ」の発祥の地とされています。
江戸時代、川越城の敷地内にあった三芳野神社への一般人の参拝は禁止されており、例外として許されていたのは「大祭」と「七五三」でした。
三芳野神社に祀られているのは「菅原道真」ですので、「天神様の細道」と呼ばれていても不思議ではなく、「この子の7つのお祝いに、お札を納めに…」という歌だそうです。
「行きはよいよい帰りはこわい」も城内に入るため、警備が厳重になっているのもうなずけます。当時、「入り鉄砲と出女」という言葉もある通り、入るよりも出る方が厳しかったのかもしれません。
本殿は残念ながら現在は工事中でした。
工事中でも参拝は可能で、御朱印もいただくことができました。
川越の食べ歩き
川越は蔵造の町並みや歴史的建造物も有名ですが、食べ歩きの街としても人気があります。ここからは食べ歩きのおすすめを紹介します。
コエドビール
川越では食べ歩きはもちろん、ビールを飲むことができます。
クラフトビールが注目を集めている現在では結構スーパーなどでも見かけることはありますが、生ビールを飲めるのは魅力です。
川越商工会議所のそばにある串焼き屋さんでは、アユの塩焼きとビールを提供してくれます。…最高です。ほかにも、ウナギのかば焼きやうな肝など、ビールに合いそうなラインナップです。
隣のオハナは玉子焼きと親子丼が有名です。
行列でしたので今回は立ち寄らずに通過しました。
サツマイモ
川越の名物としてまず名前が挙がるのはサツマイモです。
川越ではサツマイモを利用したスナックやスイーツのお店がたくさんあります。
菓匠右門
川越土産の老舗「菓匠右門」のいも恋も食べ歩きができます。食べ歩き用に1つから購入可能で、蒸したアツアツのいも恋を楽しむことができます。
中身はさつまいもとつぶあんで、イモは素材の甘さのみで、甘めのつぶあんと程よく絡み、ちょうどいい甘さになっています。もちもちの皮の食感も楽しめます。
小江戸おさつ庵
菓匠右門の少し先にあるおさつ庵では、特大サイズのおさつチップスがおすすめです!
土日には長蛇の列ができるほどの人気店です。縦にスライスしたサツマイモをカラッと揚げてあり、食べるときのパリッという音がとても気持ちいいスナックです。味付けもシンプルな塩のみで、市販のおさつチップスでよくあるしつこい甘さは全くなしです。塩をかけることで、本来のイモの甘さを引き立ててくれています。
器の真ん中にフレーバーがついており、ディップしながらいただくのがおすすめ!フレーバーは7種類くらいあり、私はバターをいただきました。
私は昼頃に行き20分くらい待ちましたが、15時ごろに近くを通った時には列が倍以上の長さになっていました。
中市本店のねこまんまおにぎり
メインストリートである一番街の中市本店はかつお節や昆布などのだしや乾物の専門店です。小腹がすいたときにちょうど良い、焼きおにぎり堪能できます。
醤油が焦げた香ばしいにおいにつられて店の近くに行くと、つづら折りになっている長蛇の列があります。
まるで鰹節につられた猫のように列へと並びました。
1個250円のおにぎりは、かつお節といわし節のどちらかを選ぶことができます。私はひとつずついただきました。
うなぎ
川越はウナギも有名です。
今回は食べ歩きでおなかがいっぱいになってしまったので食べませんでしたが、ウナギ屋さんの前には長蛇の列が。次回はリベンジしたいと思います。
菓子屋横丁
菓子屋横丁は、子どもにオススメです!昭和の雰囲気が残る駄菓子屋ストリートとなっています。
年配の方は、昭和の雰囲気が色濃く残る店内で、懐かしいねーという話声が聞こえてきて、心が和むようなスポットです。
焼きたてのお煎餅の食べ歩きもできます。
お店は足利、松本、成田で見かけた雷神堂でした。
お土産
私はお土産にコエドビールと特大の麩菓子を買いました。
麩菓子は電車で行く方にはお勧めできません…。なぜなら90センチもあるから!
電車の中でちょっと恥ずかしかったです…。
いかがでしたか?
川越はデートにも家族でも、老若男女問わず楽しめるスポットになっています。今回の記事はどちらかというと食べ歩きがメインになってしまいましたね…。
是非一度訪れてみてください!