潮来のあやめ園で大人のデートを楽しもう!
今回はあやめを見に、潮来まで行ってきました。
潮来とは
潮来は茨城県の南部にあります。水郷として有名な千葉県の佐原と隣接しています。
潮来は江戸時代、利根川の開発により水運の要所として一気に栄えることとなりました。いまでは川を舟で巡りながら楽しむ十二橋めぐりが名物となっています。なかでもあやめ園は舟に乗ったり、花を観賞したりと、ちょっと特別なデートに最適です。
水郷潮来あやめ園
水郷潮来あやめ園は水郷筑波国定公園の一部で、約500種類・100万株の色とりどりのあやめ(花菖蒲)が栽培されています。美しい日本の歩きたくなるみち500選にも選ばれています。
あやめ園の見ごろは5月下旬から6月上旬です。この期間にはあやめまつりが開催され、多くの人でにぎわいます。あやめまつりは開催期間が約1か月と長く、多少見ごろを過ぎてしまっても、遅咲きのあやめが咲いています。
年齢層も幅広く、老夫婦から家族連れ、カップルなど、幅広い年代に愛されています。
アクセス
水郷潮来あやめ園へのアクセスは、電車だとJR鹿島線の潮来駅が最寄り駅となっています。
都心からだと2時間くらいかかります。6月の土日にはJRの特急が特別運行しているため、そちらが便利です。JRだけで乗り継いでいくと、成田駅や佐原駅で乗り換えが必須であり、時間帯によっては電車の本数も1時間に1本しかなかったりします。さらに鹿島線の佐原から先の駅はICカードが非対応です…。注意しましょう。
潮来駅からは徒歩3分くらいの場所ですので、電車の本数以外は便利な立地です。
車でのアクセスは東関東自動車道の終点の潮来インターから一般道を10分くらいです。
比較的高速道路もすいていますので、都心からでも2時間かからずに着くことができます。駐車場はあやめ園のそばは500円くらいの有料の駐車場です。しかし、あやめ祭り開催期間には、あやめ園から徒歩5分くらいの場所にあるショッピングセンター「アイモア」の駐車場を無料で開放していますので、そこに停めて歩くのが良いと思います。ショッピングセンター自体は老朽化が進んでいて、あまりきれいではありませんが…。
一応おむつ替えスペースはあるようです。ちなみにあやめ園周辺にはおむつ替えスペースはありませんのでご注意ください。
料金
あやめ園の入園料金は無料です。アイモアの駐車場を使えば、完全無料で楽しむことができるのも魅力の一つです。近くにある佐原のあやめパークでは入園料が800円かかりますので格安です。もちろん「ろ舟」に乗るとお金がかかります。
営業時間
あやめ園の営業時間はありません。公園自体は24時間あいています。6月のあやめ祭りの夜には灯篭がともされ、幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。ただし、ライトアップの時間は22時までです。
また、あやめ祭りの土日にはとても混んでいますので、可能であれば平日に行くことをお勧めします。
嫁入り舟
あやめ園は都内含めて数多くありますが、潮来にしかないものが「嫁入り舟」です。
嫁入り舟の日程はこちら
水曜日 | 11時 |
土曜日 | 11時、14時、19時半 |
日曜日 | 11時、14時 |
潮来のあやめ園では本物の花嫁が舟に乗ります。このあたりでは昭和30年代前半まではろ舟を交通手段として使用しており、嫁入りのときもこのろ舟に乗って、花嫁は対岸で待つ婿のもとへ向かったそうで、当時の様子を再現するイベントが嫁入り舟です。
川岸ではみんなに祝福されて花嫁がお婿さんのところに向かいます。
ろ舟でゆったりと水上散歩
あやめ祭りの期間中は昔ながらの手漕ぎのろ舟(サッパ舟)が前川を運航しています。
ゆったりと櫓(ろ)をこぐ音や、川の水の音を身近に感じるとこができるため、オススメです。運が良ければ船頭娘に当たるかもしれません!
ろ舟の乗船は大人が1000円、子どもが500円です。未就学児は無料となっています。
こちらは潮来花嫁さん記念碑です。
後ろに見えるのが水雲橋で、公園の中央部に架かる水雲橋はかなりの高さで、あやめ園周辺の景色を見渡すことができます。
家族で小さいお子様がいる場合、この橋をベビーカーで上るのは難しいですが、それ以外を見て回ることは可能です。
ペット入園が可能ですので、ペットを連れている人も結構いました。
あやめはこんな感じです。色とりどりのあやめが鮮やかに咲いています。
睡蓮も少し咲き始めていました。
アジサイも咲いています。
今回もお昼はお蕎麦をいただきました。
潮来駅周辺には大きな飲食店がほとんどなく、一番困ったのは昼食でした。あやめ祭りの開催中は出店が出ていることが唯一の救いといった感じです。
とはいえ、あやめは色も形も美しく、楽しめると思います!
所要時間もだいたい半日見れば十分満喫できますし、潮来の周辺には観光スポットが結構あり、足を延ばして鹿島方面や神栖へ行くもよし、ちょっと戻って佐原や成田の街を散策するのもおすすめです。
また、利根川を渡った佐原にある「水郷佐原あやめパーク」でもあやめを楽しむことができます。ぜひ一度訪れてみてください!